ストレッチ・マッサージ

最近「骨盤が歪んでいる」と、心配される女性から多くの問い合わせを頂きます。
「骨盤はゆがむの?」「骨盤はねじれるの?」「変形するの?」

腰痛や股関節痛などに骨盤周囲の筋肉を柔軟にするストレッチは有効です。ストレッチは「痛いけど、よく効く」という患者様の声を頂いております。

ストレッチすることで血行・代謝が上がり、痛んだ筋肉の修復や冷えの解消が有酸素運動や筋力トレーニングの効果もアップさせます。

料金

ストレッチ(下肢)+マッサージ(上半身)+電療(SSP)  45分・
3,000円
マッサージ(上半身)+電療(SSP)・・・・・・・・・・・・・・
1,500円
ストレッチ(下肢)+電療(SSP)/1部位・・・・・・・・・・・
2,000円
アキュスコープ(微弱電流治療器)  10分・・・・・・・・・・・・・
2,000円
超音波治療器  10分・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2,000円

効能

ストレッチで筋肉を引き伸ばし、血管や神経の緊張を緩めることで以下の効能があります。

  • ①筋肉や結合組織の柔軟性の改善
  • ②神経機能の向上
  • ③筋肉の緊張緩和
  • ④血流の改善
  • ⑤筋委縮の抑制と同時に関節可動域の拡大

ストレッチを受けることで、腰や股関節の痛みが軽減します。また、下半身の血流が良くなることで冷えが解消し、ウイルス系の病気に罹りにくくなり、代謝が上がってダイエットにも役に立ちます。

施術後も、ご自身で日常的にストレッチを継続することで健康的な毎日を送ることができます。

最近のストレッチの事例

成長期に膝が痛くなることがあります。これはオスグットシュラッターという病気です。

病院では、オスグットシュラッターはレントゲンで診察した後、電療と痛み止めの湿布を処方するのが一般的です。痛みが増した場合は飲み薬か注射で対応するのですが、投薬による副作用(胃腸障害、腎機能の低下等)などの説明がないまま治療を終えるケースが多いようです。

過日、整形外科を受診したという小学6年生のお子さんが当院を受診されました。
お母様が、薬の副作用と電療・湿布のみの治療に不安を感じた為、手技(=ストレッチ)による治療を希望されました。かなり痛かったようですが、下半身をストレッチした後はオスグット特有の膝の痛みは消えていました。

骨盤の位置の歪みについて

その人の生活習慣や歩き方によって骨盤が前傾したり、あるいは後傾したり、右肩上がりだったり、左肩上がりだったりすることはあります。そして、それは立ち姿や歩く姿の美しさに関わるばかりでなく、腰痛、股関節痛にも大きく影響してきます。

骨盤が適正な位置にないと腰痛や股関節痛になりやすいと言えるでしょう。
では、ここで骨盤のゆがみの簡単なチェック法をお教えします。

骨盤の歪み チェック方法

1.トーマステスト

仰向けに寝た状態で片足を股関節屈曲位、膝関節屈曲位で大腿を体幹にくっつくように近づけます。

この時、反対側の伸ばした大腿部が持ち上がり、床の間に隙間ができるようだとこの持ち上がった方の股関節の屈曲拘縮、つまり固いことが証明されることになります。曲げられている脚のお尻や大腿前面と反対側の股関節に痛みが出ることがあります。


2.SLRテスト(Straight Leg Raising )

仰向けに寝た状態から片足を持ち上げて(70°~90°までが正常な可動域)、70°にならないうちに拳上している膝や大腿部の裏側が痛くなりだし、腰が床から浮き始めたら(骨盤が捻られた状態)、骨盤は常に後方に引っ張られていると言えるでしょう。坐骨神経痛の誘発テストでもあります。


3.HHDテスト(Hip Heel Distance)

うつ伏せの状態で片方の足の踵を同側のお尻にくっつけます。極端に大腿部前面の短縮している方はお尻につきません。

曲げた足の鼡径部あたりが持ち上がり、床との間に大きな隙間ができ、お尻が持ち上がった状態となります。こういう方は骨盤が前方に引っ張られて、骨盤が前傾していると言えます。


以上、簡単にテスト法を紹介しましたがこういった筋肉の短縮が腰痛、股関節痛、膝の痛み、踵の痛みを誘発することがよく知られています。もちろん他の原因で痛くなることもあります。腫瘍だったり、ヘルニアだったり加齢性の変形性関節症だったり・・・。

出産と骨盤の歪み

ところで骨盤の歪みに関しては出産歴のある女性はその傾向が強いと言えるかもしれません。
本来女性は男性に比べ、体が柔らかく、結合組織や靭帯結合が緩い上に骨盤が横に広く、腰痛になりやすい体つきになっています。しかも、妊娠中は出産を促すためにリラキシンというホルモンが分泌され恥骨結合など骨盤の結合を緩めるようなメカニズムが機能します。

骨盤は1つの骨だと思われている方も多いようですが、実は大人の骨盤は8つの骨からできあがっております。この8つの骨の結合がリラキシンによって弱くなって安定性を欠くことになり腰痛を誘発するのです。 もちろん出産後はこのホルモンの分泌は止まりますが不安定さは残ります。この骨盤の歪みを正しい位置に直して腰の痛みを軽減していくにはやはりストレッチが有効です。ストレッチの結果、骨盤自体の歪みも正しい形に戻ります。加えて、骨盤ベルトを正しく装着することで(夜間の就寝時ははずして下さいね)原因不明の腰痛のほとんどを克服することができます。

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はり・きゅう接骨院
つくばルネ

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